火曜日

人を動かす秘密

こんにちは、浜田です。

マネジメント最大の問題は辛い事です。

いつも怒るのもツライですし、
嫌われるのもツライです。

また、言いたいことを我慢するのもツライですし、
結果が出ないのもツライです。

そして、時間がない…

「どうして、人は動かないのか?」

と、思ったことも有るかと思います。

あなたもご存知とは思いますが
マネジメントで一番難しいのは

『人を動かす』

ことです。

そこで今回は、
『人を動かす』について
3つのステージでお話したいと思います。

■ステージ1
『どうして、人は動かないのか?』

■ステージ2
『人を動かす秘密』

■ステージ3
『具体的に人を動かすメソッド』

です。

こうして、私の話を聞いてくれているあなたは、
とても勉強熱心な方なのでしょう。

他にも色々と勉強されていると思います。

ですから、私の話をあなたのご経験から
ご判断いただければと思っています。

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■ステージ1
『どうして、人は動かないのか?』

ここで本題に入る前に、
あなたに少し考えて頂きたい事があります。

もし、会社で働くすべてのスタッフ達が

彼ら(彼女ら)が仕事が楽しくてしょうがなくて、
イキイキと自分の才能を惜しげもなく使って
全力で仕事をしている。

そんな状態だったら、
あなたの会社はどれだけ数字が
上がるでしょうか?

そうなれたら素晴らしいと思いませんか?

では本題です。

今からちょうど10年前
私は、約50名の社員とアルバイトからなる
営業部隊を束ねる仕事をしていました。

はじめ私は、

『仏の上司』

でした。

なぜなら厳しくすると
教えたアルバイトがすぐ辞めるから

というのは後からこじつけたもので、
実際は、嫌われたくなかったのです。

誰だって良い顔をしていたい、
いい人だと思われたいという気持ちがあります。

しかし、事実は私に
数字と言う現実を突きつけてきました。

そして、私は

『鬼の上司』

と、なりました。

成績は前よりは良くなりました。

その代わり、人はどんどん辞めていきました。

そして、私は皆から影口をたたかれ、
孤独になりました。

上司は嫌われるものだ
と、分かってはいるのですが

私は、とても疲れていました…

そんな時、
私はある言葉と出会います。

それは、あなたが相手のことを

「50%の気持ちで接すれば、相手は50%を返してくる
 100%の気持ちなら、100%で返してくる。」

と、言う言葉です。

私は、部下に何%の気持ちで
接していたのだろう?

と、自分に問いかけました。

そうです私は、自分の都合でしか、
仕事をしてこなかったのです

・・・・・

『なぜ人が動かないのか?』
と、いう問いに。

私はその時やっと
気づいたのです。

人は自分が一番大切なのです。

そのため
自分が一番の者同士が話していても
ずっと平行線のままです。

相手に自分の考えを押し付けても
それを採用するメリットがないのです。

そこで相手の立場に立って
考える必要がでてくるのです。

■ステージ2
『人を動かす秘密』

人を動かすという難問を
どうすれば解決できるでしょうか?

もちろんあなたもこの難問に
チャレンジしてきたことと思います。

そして、私もチャレンジしてきました。

今日、私がお話しするのは
私が、もがきながら見つけたことです。

「マネジャー=通訳者」

私は、マネジャー=通訳者
だと思っています。

簡単に言えば、

社長や会社の方向性などを
部下に分かる言葉で伝えるのがマネジャー

です。

少し話が飛ぶかもしれませんが、

ここで先に特別重要なことを
お話しなければなりません。

それは、

「あなたは、本当に特別な存在」

と、いうことです。

現在の人類が誕生してからこれまで
あなたと同じ人は生まれていません。

また、遺伝子科学によれば

もし、あなたに兄弟が300兆人生まれても
皆、あなたとは違っているということです。

それだけ、あなたという存在は
本当に特別なのです。

なぜこんな話をするかと申しますと

私たちは一人ひとり
特別な存在ということを
(もちろん部下も)

いま一度確認して頂きたかったからです。

私たちは日本語という
共通の言語を使っていますが

一人ひとりの
価値観、人生観、考え方、生き方
好きなもの、嫌いなもの

の、すべてが違います。

まるで一人ひとりが
違う国の住人のようなものです。

一人ひとりの価値観が違うからこそ
一人ひとりの見え方が違うからこそ

相手の価値観で話す
通訳者が必要だと思うのです。

私がなぜ
「マネジャー=通訳者」

と表現したのかあなたにも
分かっていただけると思います。

例えば、
社長が日本語(考え方)を話していて

上司がそのまま日本語で伝えても、
フランスの部下には伝わらないのです。

そこで部下が分かるように

フランス語や英語・スワヒリ語など(考え方)に
変換してあげて初めて内容が伝わるのです。

私が相手に何かをしてもらいたい
と、思ったとき

私は相手が何を望んでいるかを
知りたいと思います。

そして、してもらいたいことを
相手が望んでいるものに変換して話します。

最後に一つの言葉を引用させて頂きます。

「 人を動かす秘訣は、この世に、ただ一つしかない。
みずから動きたくなる気持ちを起こさせること 」

             デール・カーネギー

まさにカーネギーさんのこの言葉こそ
人を動かす究極の秘密なのです。

この究極の原則は仕事ではもちろん
プライベートにも使えます。

今日は、ステージ3のお話すると
あまりに長い文章になりますので

次回『具体的に人を動かすメソッド』
をお話します。

例えるなら今日の話は前菜のようなもので
次回が本当のメインディッシュです。

あなたが『人を動かすメゾット』を
覚えればより簡単に人を動かすことが
出来るようになりますし、

さらに人に好かれるようになるでしょう。

今日は最後まで長い話を聞いてくれて
ありがとうございます。

ハマダ タカアキ

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