金曜日

あなたの中に眠るヤル気スイッチの探し方

こんにちは、浜田です。

前回は”モチベーションアップ”について

『人から重要に扱われる方法』
を、お話しました。

(見逃した方・内容をお忘れの方はこちら)
→ http://archive.mag2.com/0001182911/index.html

今日は前回お話した通り
“モチベーションアップ”の
3つ目にして最大のポイントである

『あなたの中に眠るヤル気スイッチの探し方』

についてお話したいと思います。

あなたがこの方法を知ると

1つは、今までいかに自分への動機付けが
間違っていたのかがわかります。

そして、どんな動機付けが自分にとって
最適なのかがわかるようになります。

だから、もし以下のような時
あなたのせいではナイと覚えておいてください。

私はスグにヤル気を失ってしまう…
どうして私はいつも中途半端なんだろう…
なかなかヤル気が出ない…

と、思ったことはありませんか?

でも良く聞いてください。

あなたはただ、うまくヤル気を出す方法を
教えてもらっていないだけです。

学校の先生、両親、上司、周りの人達など

誰もがその方法を知らなかったのです。

ただし、今日
あなたは知ることになります。

自分にぴったりのオーダーメイド的なヤル気を出す方法を。

「たった一つの質問で
相手のことが分かってしまう。

そんなことは可能でしょうか?」

→実は、可能です。

「そんなこと言って浜田さん!
そんなうまい話が、あるわけないじゃないですか!?」

と、思われるかもしれません。

たしかに世の中には
うまい話はなかなか転がっていません。

でも、コミュニケーションに関して言えば
そんなうまい話があるんです。

本来、物事はとてもシンプルです。

世の中の成り立ちとは…

いつもシンプルです。

少し話がそれますが
その原理原則を教えてくれる
素晴らしい本をご紹介します。

それは本田 健さんの
『未来は、えらべる!』です。

私はこの本を読んでうなりました。

もしあなたの潜在意識がすでに
準備が出来ていれば、すんなり入ってくる
内容だと思います。

「あなたの人生観が変わる」可能性大です。

興味ある方は読んでおいて損はありません。
→ http://amzn.to/cEOZmC

では、そろそろ本題に入りましょうか。

『あなたの中に眠るヤル気スイッチの探し方』
についてです。

それを知るにためにはまず
以下を知らなければ理解が少なくなります。

それは、
DNAに隠された人類誕生からの生き残り戦略です。

それは今からはるか昔、
生命が毎日危険にさらされていた時代。

食べ物がいつも手に入らない
病気や怪我の問題
そして危険な動物や昆虫たち

そんな危険な中で、人類の祖先達が
どうやって生き延びてきたのか。

生き延びた理由。

それは、システムです。
(生存競争を勝ち残るための)

そのシステムは、今でも
私たちに脈々と受け継がれています。

そして、そのシステムが

ある時は私たちの邪魔をしたり、
また、私たちの力になってくれたり

しています。

そのシステムは有名なフロイトさんの言葉を借りると
『快・不快の原則』というものです。

この快・不快の原則は2つに要約されます。

1つは、楽しさ、喜び、安全、安心、快感を本能的に求め
2つめは、苦痛、不快、不安を本能的に避けることです。

ここからが面白いのですが
人によって、この快と不快の力関係が違うのです。

分かりやすく言うと、ある人は
快より不快により強く反応し

違う人は逆に、不快より快に強く反応する

という具合です。

例えば、あるお母さんの日常で
「子供がどうしても宿題をしない」
とします。

そこでお母さんは子供にこう言います。

パターン1
「○○、いいかげん宿題しないとお父さんに怒られるわよ!」

もしくは、

パターン2
「○○、夏休みの宿題早く終わらすと
お父さんあなたのこと褒めてくれるわよ!」

です。

例えばこの例の子供はどちらかと言えば
パターン2の褒めてもらうことがヤル気につながるという感じです。

この2つパターンには
どちらとも「快・不快の原則」が片方だけ入っています。

世の中には、快を得ることでヤル気がでる「快型」

もしくは

不快を避けることが行動の動機になる「不快型」

そして、快・不快のちょうど中間という「中間型」

の3人がいます。

ここで問題なのは、
例えばお母さんが「不快型」で
子供が「快型」という

話し手と聞き手とがミスマッチを起こしている場合です。

例えば先ほどの子供とお母さんの場合で言うと
お母さんが「不快型」だった場合

お母さんの会話には無意識に
「不快型」のパターンが現れるということです。

この場合、お母さんが自分に響く「不快型」の言葉を
いくら話しても子供にはちっとも響かないということになります。

この言葉のミスマッチは
学校、職場などあらゆる場所で
人間関係の問題をつくっています。

この言葉のミスマッチという問題を防ぐには
いったいどうしたらよいでしょうか?

それを防ぐ方法は、自分のパターンを知り
相手のパターンを知ることです。

振り返ってみて考えてみて頂きたいのですが、
あなたは、この「快」「不快」「中間」
3つのパターンのうちどれでしょうか?

そうそう!ご自分のパターンを考える前に
1つ大事なことをお伝えしなければいけません。

それは、私たちは人間だということです。
ですから、機会のように白か黒か0か100かはありえません。

ですから
白っぽいグレー
濃いグレー
限りなく中間に近いグレー

などになります。

大切なのはよりどちらに近いかです。

では一度ご自分のパターンを考えてみてください。

さあ、あなたはどちらでしょうか?

イマイチ分からなければ
自分に以下の質問をしてみてください。

質問)天国と地獄という言葉があります。

あなたは、天国に行きたいですか?
それとも、地獄にはいきたくないですか?

どちらがご自分のニュアンスに近いでしょうか?

それでは、マトメに入ります。

今までのことを
LABプロファイルで説明します。

今日お話したパターンはラブプロファイルでいう
『方向性』カテゴリーの

『目的志向型』
『問題回避型』

です。

『目的志向型』とは、
目標を達成したり、ゴールに到達したりするために
ヤル気が高まるタイプです。

『問題回避型』とは、
問題を解決しようとすることでヤル気が高まるタイプです。

ここで大切なのが成功者は
モチベーションをコントロールしているということです。

モチベーションをコントロールするということは
自分にあったモチベーションポイントを知る

と、いうことに他なりません。

それでは、あなたがいつでも好きなときに
自身のモチベーションポイントに
アクセスする方法をお教えしたいと思います。

もしあなたがこれを知らなければ
モチベーションがうまく上がらないばかりか
逆にモチベーションを下げてしまう可能性があります。

では、あなたのモチベーションポイントを知る質問です。

これから質問の仕方をステップバイステップでご紹介します。

『その人の方向性を見抜く究極の質問』

ステップ1:○○で大切なことは何ですか?
(○○にはコンテキスト→属性が入ります)
ステップ2:それはなぜ大切なのですか?
ステップ3:(ステップ2で出た答え)それはなぜ大切なのですか?
ステップ4:(ステップ3で出た答え)それはなぜ大切なのですか?

ここで相手が答えたことを元に
目的志向か問題回避かを推測します。

人はコンテキスト(属性)によりパターンが変化します。

なぜなら、人は状況や役割、環境によって違う自分を
演じているからです。

では分かりづらいと思いますので
実際に私がカウンセリングしたある女性経営者(Aさん)の
お話をしたいと思います。

■(Aさんの場合)この時のコンテキストは「経営者として」です。

わたし:Aさんが経営者として大切にしていることは何ですか?
Aさん:それは売上げと係わる人が稼げることです。

わたし:それはなぜ大切なのですか?
Aさん:その人たちが豊かになるのを見たいからです。

わたし:なぜそれが大事なのですか?
Aさん:私が喜びたいからです。

わたし:それはなぜ大切なのですか?
Aさん:それは自分は力があるということの証明だからです。

わたし:自分がこれだけ力があると証明したいのですね。
Aさん:はい

わたし:ありがとうございました。

以上

Aさんとのセッションは
上記のような流れになりました。

Aさんの答えを見てみると
何かを避けたい、逃げたいという感じは一切ありません。

Aさんは経営者として非常に強い
目的志向型だといえます。

上記のように簡単に2、3の質問をするだけで
その人がそのコンテキスト(属性)で
どのタイプなのかがわかります。

質問するときの注意点は尋問にならないことです。
あくまでそのシチュエーションにあった
雰囲気や話し方にすることが大切です。

私がこの質問をAさんにすることで

Aさんがどのような言葉掛けで
動機付けされるのかがわかりました。

さらに、どのような単語をつかって話していけば
Aさんとの関係が良くなるかがわかるという寸法です。

私たちは自分の周りの人をもっと理解することで
相手とのコミュニケーションが劇的に変わることを知るべきです。

相手はあなたと話していると
なぜか心地よいと感じるでしょう。

しかし、あなたが何をしているかは
相手にはまったくわかりません。

ぜひ、相手のことを理解する質問を
身近な人にしてみてください。

きっと色々なことに気づくはずです。

とうわけで、今日は
『あなたの中に眠るヤル気スイッチの探し方』
についてお話させていただきました。

そして、次回は今日の
『その人の方向性を見抜く究極の質問』
を踏まえたうえで

相手のパターンが分かった後
どのような言葉掛けをしていけば良いか
についてお話します。

あなたがこれを知れば
相手を確実にリードすることが出来るようになったり

相手はあなたの話に夢中になるということが起こるでしょう。

また、自分の目標設定や自分を奮い立たせる方法までがわかるはずです。

たぶんあなたも次回の話を
気に入ってくれると思います。

次回が楽しみです。

私の長い話を最後まで聞いてくれて
ありがとうございます。

また、メールしますね。

ハマダ タカアキ

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何か具体的に聞きたい質問や疑問がありましたら

→ labpro.jp@gmail.com

まで、ご連絡ください。

匿名でもちろん大丈夫です。

皆が分かりやすいよう事例として
名前を伏せて内容を公開させていただくこともありますが
親身にお答えさせていただきます。

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